LIVE&DJ PARTY BEDTOWN vol.16
- 2015年05月03日
Open/Start13:00
予約3,000 当日3,500 kids1,500(全て1Dと揚げたてえびせん食べ放題付!)
16回目のLIVE&DJ PARTY BEDTOWNは3組のライブアクトを招いて前回に続き2度目のDay Time開催となります。
1組目は北海道出身、10年代東京インディペンデント音楽のミューズ 柴田聡子 の弾き語り演奏を。憧れと諦め、愛情と嫉妬といった普遍的モチーフをくるくると表情を変えながら軽やかに歌い上げるポップな立ち姿、そしてどこか突き放した官能性が苦い後味を残す歌詞。トレードマークである大きめの眼鏡の向こうに隠したサブカルチャーをハードコアへと結びつけるミッシングリンクを是非目撃してください。
続いて2組目 麓健一 が2010年vol.2における豊田道倫との邂逅以来約6年ぶりにBEDTOWNに帰ってきます。内に向けた怒りや悲しみの乱反射がやがて夜明の光を導くかのような独特のカタルシスを以て00年代東京シンガーソングライタームーブメントの立役者として活躍。2011年バンドを率いて身体性の行方を探った2ndアルバム発表の後、昨年より突如ライブ活動を休止。沈黙から約1年振りの活動再開で待ちに待ったその新しい声を届けてくれます。
そして3組目、80年代より菊池成孔 外山明らといった強豪との競演を続ける 倉地久美夫 が遂に福岡から所沢の地に降り立ち、日常と異世界との親密な掛け合いを美しい変則アルペジオとドラマチックな語り口で開放します。今回は弦楽器デュオ「toriola」や石橋英子率いるバンド「もう死んだ人たち」等で活躍する盟友 波多野敦子 をサポートに迎え、世界的にも希少な5弦ヴィオラ演奏との優美な共演が実現、必見です。
3組の描く幾重にも交錯した情景や感情、駆け巡る柔らかく不穏なユーモアと批評性。それらの鬩ぎ合いによってどこかぎこちなく刻まれる思考のダンスステップとギターストロークが交差する瞬間を、是非MOJOの美味しいナスとチーズのキーマカレーとギネスビールとともに体験してください!
ご予約はBEDTOWN website 予約フォーム http://bedtownbedtown.com/
またはMOJOまで
LIVE:
倉地久美夫×波多野敦子
麓健一
柴田聡子
DJ:
gommissey
yoai
展示:
田中一人
■倉地久美夫
64年:福岡県生まれ。母校中学校舎火事のさい打楽器オルガン等数種を盗み,以後多重録音音楽製作を行う。関東にて漫画・舞踏~宅録と自身のバンドアジャクレヨンズでライブなど行う。近年は福岡県在住。弾き語りを中心に共演等国内で行う。
参加アルバム等
85年『ビックリ水族館』(TOKUMAJAPAN)
92年『誓い空しく』(京浜兄弟社)
96年『うわさのバッファロー』(OZDISK)倉地トリオ(sax菊地成孔/drum外山明)
02年第2回詩のボクシング全国大会優勝
11年ドキュメンタリー映画「庭にお願い」公開「庭にお願い」.サントラCD.
12年『逆さまの新幹線』6thアルバムギターインストによるアナログレコード(円盤)
14年弦楽アレンジに波多野敦子を迎えたソロ最新作『いいえ、とんでもございません』を発表
■波多野敦子プロフィール
音楽家、ヴァイオリニスト。ヴィオラ、チェロ、鍵盤等も演奏。自身の作品としては2007年nakabanとの共作アニメーション「三つの箱」(DVD/noble)、2011年3月 1st album「13の水」、12月には2nd「Maria」、2012年5月にtriola名義で「Unstring,stringを」リリース。現在3枚目のソロ作品制作中。 近年では5弦ヴィオラでのソロライブ活動、弦楽プロジェクトtriola(トリオラ)、倉地久美夫、石橋英子withもう死んだ人たち、ジム・オルークとマエバリ・ヴァレンタイン、Oorutaichi Loves The Acustico Paz Nova Band等で活動中。個人向け音楽制作『オーダーメイドミュージック』、CM音楽や映画音楽も多数手掛けている。
■麓健一プロフィール
1981年生まれ。幾つかのバンドで活動の後、2005年頃より個人名義で活動を開始。これまでkitiレーベルより「美化」「コロニー」、美人レコード(にせんねんもんだい主宰)より「炎上する、それ」「あるいはその夏は」等を発表。oono yuuki「stars in videogame」、昆虫キッズ「My Final Fantasy」「text」、スッパバンド「kontakte」に参加。愛が絶え間ない流れならば、歌は中州の掘っ立て小屋から立ち上るあの煙。それをチャンバラトリオと共に眺めてる私。キンタマ、呪い、イノセンスの淀みの中を虚無ちゃん、忖度くん、見栄晴を乗せた笹舟が下って行く。上空ではルーピーが鳴いてる「ホゥホゥ誰もが塵で、誰もが椿事」。夢見るのは全てが凍った朝、複雑さの光に包まれて渡るムーンウォークね。
■柴田聡子プロフィール
1986年札幌市生まれ。2010年より都内を中心に活動を始める。2011年、夏と冬に2枚のデモCD(計20曲)を発表。東京芸術大学大学院映像研究科2011年度修了制作展「MediaPractice11-12」のテーマソングにボーカルで参加。2012年6月、1stアルバム「しばたさとこ島」を浅草橋天才算数塾より発表。2012年11月には同アルバムの10インチ・アナログレコードをなりすレコードより発売。2013年8月、12インチ・アナログレコードシングル「海へ行こうかEP」をなりすレコードより発売。2014年5月21日、自主レーベル「shibata satoko」を始め、2ndアルバム「いじわる全集」を発売。